キャバクラにあるノルマの種類
キャバクラには、いくつものノルマがあります。どんなノルマがあるのか知っておくことで、お店を選ぶ時の参考になりますので、是非中身を知っておいてください。

同伴ノルマ
「週に2回同伴しないと1万円罰金」などの条件を、同伴ノルマと言います。
これは、クラブによくあるノルマで、最近はキャバクラで設定されていることはほとんどなく、あるとすれば高級キャバクラであることが大半です。
ちなみに私も同伴ノルマがあるお店で働いたことがあるのですが、これについては結構良かった面もありました。
というのも、焦ってお客様にアポを取りまくって、毎日食事に誘うようにしていたんですが、そうすると自然と同伴が増えて、同伴がすごく得意になったからです。

指名本数ノルマ
「1クールに何本の指名を取りなさい」というノルマです。1クールは1ケ月のことが多いですね。
指名はA指名・B指名どちらでも良い場合と、A指名とB指名でそれぞれ何本と設定されることもあります。
プレッシャーはかかりますが、でもどちらにしてもキャバクラで働く限りは指名を取っていかなくてはなりませんからね。
あまりに酷い本数なら店長に相談するべきですが、そこまで無理な数でなければあまり意識せずに日々頑張っていればOKかなと思います。
出勤ノルマ
週に何日出勤するという約束をした場合、それがノルマとなり下回るとペナルティです。
キャバクラの時給は、成績だけではなく出勤日数にも左右されるんですよね。とにかくたくさん出勤した方が時給は高くなります。
例えば、週に5日出勤するから時給5千円、という風に契約した場合は、重要な理由ではない休みが多くなると罰金となります。
売り上げノルマ
1クールの目標売上金額を設定され、達成しなければ罰金というものです。
高級店で設定されることもありますが、普通のお店ではあまり見かけません。ただし、歩合で契約して働くキャバ嬢の場合は売上ノルマがあることも多いです!
イベントノルマ
キャバクラは、売上が落ち込みそうな時を見計らい、様々なイベントを開催します。
その時に、ノルマを設定してくることがあります。「特別なドリンクを用意するから、それを何本出そう!」などと、ミーティングで言われることもあります。
イベントを打つのが好きなお店は結構ノルマを乗せてきますので、イベントの多さについては面接時に確認しておいた方がいいかもです。
キャバクラにある罰金の種類
では次に、キャバクラの罰金の種類について詳しく見てみましょう!
当日欠勤
当日に急遽休んだ場合には、罰金が科せられます。無断での当日欠勤は、1万円以上と最も重いペナルティとなります。
夜職業界には、正直なところルーズな人も多いので、当日欠勤の罰金がなければやる人はとことん当欠しまくってしまうので、これは仕方ないと思うこともありますね。
普段の勤務態度が良い場合の病欠などは、店長が大目に見てくれたりすることもあります。あくまでも、不真面目な人をけん制する意図でのものですからね。
遅刻
遅刻も普通ならば起こらないことですし、あってはいけないことです。昼職であっても、数回繰り返すと皆勤手当てがなくなったりすることはありますしね。
同伴での遅刻に関してはそこまでとやかく言われることはありません。いずれにしても、遅れそうだなと思ったら、なるべく早くにお店に電話を入れることが大切です。
風紀
キャバクラで「風紀」と言えば、社内恋愛のことを指します。普通の「風紀」という言葉とは、ちょっと使い方が違いますね。
でもそれって、経営側からすると「ナニお店の商品に手出してるんだよ」ということになりますよね。
キャバ嬢に彼氏ができて「よりお仕事頑張りまあす☆」だったらいいのですが、大体は仕事に身が入らなくなってしまうんです。それが売れっ子キャバ嬢だったりしたら、お店にとっては損害大なわけです。

ノルマ未達成
キャバクラには色々なノルマが設定されていますが、ノルマと罰金はセットになっていることが多いです。
罰金の金額も、5千円から1万円を超えることもありますから、馬鹿になりませんよね。
明らかにキャバクラの罰金が高額だなと思ったら?
キャバクラに罰金の風習があり、色々なものが設定されていることはわかりました。でも、中には「これどう見ても高すぎるでしょ…」というものもあったりします。
そういった罰金をもし請求された場合は、どうしたらいいのでしょうか?

弁護士か警察に相談
高額な罰金を請求されたら、まずは法律の専門家である弁護士に入ってもらうのが一番です。
キャバクラという仕事について理解のある先生を選ぶと良いですが、それはちょっと問い合わせをしてみるとすぐにわかりますよ。
ちょっと難しいお話になりますが、キャバクラで働く女性というのは、実は労働者ではなく個人事業主だったりします。つまり、雇われているというよりはお店の一部を借りて自分で営業している、というイメージです。
個人事業主には、基本的に労働基準法は適用されません。
つまり、キャバ嬢はサラリーマンと同じように法律で守ってもらえない。
でも、実際にはお店に雇われて税金を天引きされ、毎月決まった時に報酬を「給与」としてもらうわけですよね。ですから、何かトラブルが起こった時には労働者と見なして判断することが多いです。
そのため、弁護士としても「明らかに法外な罰金」には対処がしやすく、動いてもらえる可能性は高くなります。
警察に相談するのは、罰金を支払わないことで何か脅迫などを受けたという時ですね。単純に罰金を請求されたからといって警察に駆け込んでも、残念ながら対応してもらえません。
そもそもノルマがない優良店舗で働こう
ノルマの設定自体はまあいいとして、罰金というペナルティは、本当は存在してはいけないものなんです。
なので、キャバクラ店を選ぶ時には、「ノルマなし」「罰金なし」という条件で探す方がいいですね。
キャバクラ求人サイトの「体入ドットコム」で探すことを激しくおすすめします。大手サイトだから、ノルマがない優良店がたくさん載っているし、安全なんです。
画像引用元:https://www.tainew.com/
詳しくは以下の記事でも解説しているので、合わせて読んでくださいね。